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四川地震が漢方薬に大打撃

CBニュースより転載
 
 中国南西部で膨大な死傷者を出した四川大地震の影響で、日本で製剤・販売する漢方薬が不足し、価格が急騰する恐れがあることが5月26日、明らかになった。国内で流通している漢方薬の原料となる生薬は、全体の約8割を中国からの輸入に頼っているが、大地震の影響で、中国国内では生薬を確保するために、中国企業による生薬の組織的な買い占めが始まっているという風説も流れている。慶大医学部漢方医学センターの渡辺賢治センター長は、「四川省は生薬の一大産地。ただでさえ生薬の原価は上がっているのに、地震の影響で予想以上に生薬や漢方製剤の価格が高騰したら、患者に必要な漢方薬が届かなくなる」と懸念している。

 日本漢方生薬製剤協会によると、国内で生薬を生産する農村で老齢化や過疎化が進み、製造などに掛かる人件費も高くなっているため、漢方薬の国内自給率は10-15%にとどまると推計されており、中国からの輸入が全体の約8割を占めているという。しかし、中国経済の発展や為替の変動により、ここ数年、生薬の価格が高騰。さらに、中国製ギョーザ中毒事件の影響で、生薬の検査体制も強化されており、検査費用などのコストもかさんでいる。

 加えて、12日に発生した大地震により、生薬の生産や製剤など、今後の流通に関する先行きが不透明になっており、中国の製剤企業による生薬の買い占めが始まっているとの風説もあるため、日本国内の関係者らが漢方生薬の確保への懸念を示している。
 四川省は、雲南省や貴州省などと並び、中国でも有数の生薬の産地として知られている。生薬の「川(セン)キュウ」は、月経不順のある女性などに処方される「当帰芍薬散(トウキシャクヤクサン)」などに配合されているが、四川省産のものは効能が優れているため、「キュウ窮(キュウ)」と呼ばれている。悪心や嘔吐などの症状のある人に処方される「黄連湯(オウレントウ)」に含まれる「黄連」も、四川省で採れるものは「川連(センレン)」と呼ばれ、ほかの産地と区別されている。

 渡辺氏は「四川省は中国内でも生薬の宝庫で、国内に流通する生薬も四川省に頼るところが大きい。中国経済の発展で価格が高騰する中、この地震が中国の生薬の流通に大きな影響を及ぼすことも考えられ、予想以上に原価が高騰する可能性もある」と指摘、漢方薬を必要とする患者の治療に支障が生じることを憂慮している。

 また、「生薬や漢方製剤の価格は度重なる薬価マイナス改定のために、漢方製剤メーカーの中には逆ザヤ製品を抱えるという問題もあった。今回の四川大地震が国内の漢方製剤や生薬の市場に打撃を与えることは間違いなく、漢方生薬製剤関連企業や漢方生薬を扱う健康飲料メーカーなどにとっても、存続にかかわる大問題」と話す関係者もおり、今後の事態の悪化が懸念されている。(熊田梨恵、吉澤理)
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